「言葉の綾」の意味とは?意味や使い方を解説!

「言葉の綾」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「言葉の綾」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

言葉の綾

Photo byJanson_G

「言葉の綾」

という言葉をご存知でしょうか?

余計な一言を言って相手を怒らせてしまったときに「い、今のは言葉の綾だって!」などと必死に弁解した経験のある方もいらっしゃるのではないですか…

しかし、使い方…本当にあっていますか?
本当は間違っているって知ってました?

今回は、そんな「言葉の綾」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

知ってるようで知らない「言葉の綾」についてもご紹介いたしますぅ。

「言葉の綾」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「言葉の綾」の意味とは

「巧みな言葉の言い回し」のことです。

「綾」というのは、「綾織(あやおり)」という布の織り方のひとつで、デニムやツイードの生地などによく使われている技法からきています。

複雑な織り方をしているため、綾織には巧みな技術が必要とされます。

その言葉が転じて、綾織のように技巧を凝らした言い回しのことを「言葉の綾」と表現するようになりました。

そもそもは「巧みな言い回し」という意味で使われていた「言葉の綾」ですが、いつしか不用意な発言を弁解するために、取ってつけたようにいう言葉として定着してしまいました。

本来の「言葉の綾」というのは、言いたいことをストレートには表現せず、たとえ話だとか比喩的表現などを使った修辞法を駆使したもののことを言っています。

そこで、たとえ話を真に受けてしまったり、誤解を受けるような言い回しのことも「言葉の綾だ」というようになっていきました過程があります。

誤解を受けようのない余計な一言にまで「言葉の綾」といえば許される、みたいになっていってしまい。

現在のような使われ方に変化していったのだと考えられています。

「言葉の綾」の使い方・例文

巧みな言葉を使って言い逃れようとしたって駄目だからね。
いや、言葉の綾だよ。ごめんね。
素直だから、許す!

例文

  • 例文 言葉の綾の類語には比喩、こじつけ、詭弁などがあります。
  • 例文 些細な言葉の綾で嫁さんの逆鱗に触れてしまった。

関連する記事

記事ランキング