「半夏生」の意味とは?意味やいつなのかを解説!

「半夏生」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「半夏生」の意味やいつなのかについて解説していきます。

目次 [表示]

半夏生

フリー写真素材ぱくたそ

「半夏生」とは

「はんげしょう」と読みます。
最近はスーパーなどで半夏生セールとしてタコが安売りになったりしているので、言葉自体は見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし具体的にどういった日のことなのかはよくわからないと思います。
今回は「半夏生」の意味や使い方をご紹介いたします。

「半夏生」の意味とは?

Photo byBessi

「半夏生」の意味

半夏生とは、暦の中で使う言葉です。
具体的には夏至から11日目のことを指します。

しかし現在では夏至から11日目ではなく天球の黄軽100度の点を太陽が通過する日という解釈をし、太陽暦では7月2日くらいを表します。

半夏生は農家にとっては大切な節目とされており、ここまでに畑仕事を終えたり田植えを終えるというような目安として考えられています。
この日から5日間は働いてはいけないとする地域もあることから、いかに半夏生が重要視されているかがわかります。
また半夏生には空から毒気が降るとも言われており、井戸に蓋をしたり半夏生に採った野菜は食べてはいけないなどの言い伝えがあります。

半夏生は現代では廃れつつありますが、今でも日本各地に風習が残っています。
例えば近畿地方の一部では半夏生にタコを食べる習慣があります。
これは「稲の根がタコの足のようにしっかりと根付くように」という意味があるとされています。
他にも香川県ではうどん、福井県ではサバなど、地域によって半夏生に食べるものは違うようです。

ちなみにどくだみ科の薬草に「半夏生」という植物があります。
半夏生のころに花が咲くということが名前の由来です。

「半夏生」の使い方・例文

フリー写真素材ぱくたそ

「半夏生」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 半夏生という言葉を最近スーパーでよく聞くようになったが、実家のほうにも同じ風習があったなあ。
  • 半夏生の花が綺麗に咲いている。

関連する記事

記事ランキング