「労をねぎらう」の意味とは?意味や使い方を解説!

「労をねぎらう」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「労をねぎらう」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

労をねぎらう

フリー写真素材ぱくたそ

労をねぎらう」という言葉を聞いたことがあるという人の中にも、くわしい意味をあまり理解せずに何となく分かった気でいるという人が多いのではないでしょうか?

「労をねぎらう」は、日常生活の中でも使えるシチュエーションが多い言葉です。

よく理解して、正しく使いましょう。

この記事では、「労をねぎらう」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「労をねぎらう」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「労をねぎらう」は、苦労したことや力を尽くしたこと、功績などを労わるという意味の言葉です

「労をねぎらう」の「ねぎらう」は、漢字で書くと「労う」となります。

「労う」は、苦労したことに対する感謝と労わりを表す言葉です。

「労う」にはもともと感謝の気持ちを伝える意味がありますが、「労をねぎらう」は感謝よりも労わりの意味合いが濃いとされています。

「労」という字が、表現の中に2つ使用されていることから、「労をねぎらう」は重複表現ではないかと思われることも少なくありません。

しかし、「労をねぎらう」は重複表現ではありません。

同じ「労」という字が使用されていますが、「労」と「労う」は違う意味になります。

同じ漢字でも違う意味を持つ場合は重複表現ではないため、御用として指摘されるべき表現ではありません。

ビジネスマナーの観点から「労をねぎらう」を用いる際に注意すべきことがあります。

「労う(ねぎらう)」は、同等の立場以下の人に使用することが現代では正しいと考えられています。

そのため、上司や取引先などの目上の人に対して「労をねぎらう」や「労う」の言葉は用いないようにしましょう。

「労をねぎらう」の使い方・例文

Photo bymohamed_hassan

ここでは、「労をねぎらう」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 新規のプロジェクトを成功させた同僚の労をねぎらって、課のみんなで夕食をご馳走した。
  • 第一志望校に合格した弟の労をねぎらうために、家族でパーティーを開いた。

関連する記事

記事ランキング