「おんぶにだっこ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「おんぶにだっこ」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「おんぶにだっこ」の意味や使い方について解説していきます。

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おんぶにだっこ

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おんぶにだっこ」という言葉を使ったことがある人は多いでしょう。

ただ、よく使う言葉でも、正確な意味を理解して用例を確認することで、語彙力を高めることができます。

この記事では、「おんぶにだっこ」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「おんぶにだっこ」の意味とは?

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「おんぶにだっこ」は、「一方的に全てを他人に頼りきりになること」を意味する言葉です

あれもこれもと他人に甘えるさま、一切を他人任せにするさまを、子どもが負んぶ(おんぶ)をしたらそれだけでは飽き足らず、次に抱っこ(だっこ)を要求して甘えてくる様子に例えた言葉です。

一人では何も出来ず他人任せばかりといった意味での使用が多いため、非難の言葉として使われることがほとんどです。

もともと「おんぶ」も「だっこ」も子どもをあやす動作ですが、他人に頼ったり甘えたりすることの比喩として使われます。

なお、さらに他人に対する依存が強い場合には、「おんぶにだっこに肩車」という言葉が使われるようです。

「おんぶにだっこ」の強調表現と考えていいでしょう。

子どもの動作に擬えることで、大人としての責任感に欠けていることを揶揄する意図のある言葉です。

「このまま上司や先輩におんぶにだっこの状態が続くようでは困る」などと言われた場合は、責任感を持った社会人に成長するよう促されていると考えられます。

「おんぶにだっこ」の使い方・例文

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ここでは、「おんぶにだっこ」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 何から何まで周りにお膳立てしてもらって仕事するなんて、おんぶにだっこもいい加減にしてほしい。
  • 取引先に対しておんぶにだっこの状態を続けていると、そのうち契約を切られてしまうかもしれないよ。

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