「慧眼」の意味とは?意味や使い方を解説!

「慧眼」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「慧眼」の意味や使い方について解説していきます。

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慧眼

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慧眼」という言葉をご存知でしょうか。

難しい言葉ですが、使うシチュエーションの多い言葉で、新聞などに使われる機会もあるので学んでおいて損はありません。

この記事では、「慧眼」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「慧眼」の意味とは?

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「慧眼」は、「物事の本質を見抜く洞察力」、「将来を見通す能力」を意味する言葉です

「慧」という字は「さとい(賢い)」「知恵」「物事の本当の意味を理解すできる・悟る」といった意味を持っています。

「眼」は眼力のことで、主に「物事の真偽や善悪などを見分ける能力」を意味します。

「慧眼」は、もともとは仏教用語で、「えげん」という読み方をします。

五つある優れた目という意味の「五眼」(肉眼・天眼・慧眼・法眼・仏眼)のうちの一つであり、世の中が空であるという真理を悟り、真理の平等を見抜く眼を指した言葉です。

この五眼はいずれも真理の本質をとらえるものと考えることができます。

また、「慧眼」の類語に当てはまるのが同音語である「炯眼(けいがん)」です。

「炯眼」とは「鋭く光る眼光」また、「本質を見抜く眼力」を意味する言葉です。

「慧眼」の「物事の本質を見抜く洞察力」とほぼ同じ意味ですが、「慧眼」が物事を総体的に見通せる力というニュアンスがあるのに対して、「炯眼」の方は一点に集中して本質を見抜く能力というニュアンスがあります。

「慧眼」と「炯眼」にはニュアンスの違いがあるため、意味を考えて使い分けるといいでしょう。

「慧眼」の使い方・例文

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ここでは、「慧眼」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • あの選手の才能に早く気づいてチャンスを与えていたとは、監督の慧眼には恐れ入ります。
  • プロデューサーの慧眼によって、彼女のアイドルとしての才能が開花した。

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