「しめやか」の意味とは?意味や使い方を解説!

「しめやか」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「しめやか」の意味や使い方について解説していきます。

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しめやか

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皆さんは「しめやか」という言葉を知っていますか?

何となく聞いたことがある、という人が多いかもしれませんね。

今回は「しめやか」の意味と使い方を紹介します。

「しめやか」の意味とは?

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「しめやか」とは「「気分が沈んている、悲しいさま」「静かで落ち着いた様子」という意味です。

一説では「心にしみる」の「しみる」が元になったと言われています。

漢字で書くことはなく、ひらがなで「しめやか」と表記されます。

「しめやか」の使い方・例文

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大きく分けて三つの意味を持ちますので一つずつ見ていきましょう。

一つ目は「気分が沈んで悲しい様子」の意味です。

ただ「気分が沈んで」いるわけではなく、ただ「静か」というわけでもありません。

主に「葬儀」の場面で使われます。

類語に「粛々と」がありますが、これには「悲しい」という感情の意味はありません。

「しんみり」も似ていますがこちらは「悲しい」感情が「しめやか」よりも深く「静か」という意味はありません。

二つ目は「物静かで落ち着いた様子」の意味ですが、雨や雪の降る様子や人の声などに使われます。

類語に「しいんと」「ひっそり」があります。

ほとんど音がしない様子を意味するので「しめやか」と比べてより静けさを強調する場合に使います。

三つ目は「女性の仕草がしとやか」という意味です。

この場合は「しめやか」と「しとやか」はほとんど同じ意味になります。

微妙なニュアンスを表現する言葉なので簡単に他の言葉には置き換えられないことが多いです。

オンリーワンの「しめやか」を使いこなせると表現力の幅が増えますね。

例文

  • 例文・しめやかな空気の中、葬儀が行われた。
  • 例文・隣の部屋からしめやかな話し声が聞こえてきた

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