「雄弁」の意味とは?意味や使い方を解説!

「雄弁」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「雄弁」の意味や使い方について解説していきます。

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雄弁

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「雄弁」とは

「ゆうべん」と読みます。
政治家や評論家など、言葉を多用する職業の人に対して使うことが多いかと思います。
しかし詳しい意味をご存知の方はあまりおられないかもしれません。

今回は「雄弁」の意味や使い方をご紹介いたします。

「雄弁」の意味とは?

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「雄弁」の意味

雄弁とは「感銘を与えるような堂々としたよどみない弁舌」「説得力を持って力強く話すこと」という意味を持つ言葉です。
よどみないとは、滑らかに話すことです。

政治家が説得力のある話を演説する時に「雄弁に演説をしている」というように表現されることがあります。

ちなみに雄弁を使った名言で「雄弁は銀沈黙は金」という言葉があります。
これはイギリスの評論家「トーマス・カーライル」が生み出した言葉で、元は英語表現です。
「Speech is silver, Silence is golden.」という内容を訳したのが、「雄弁は銀沈黙は金」です。

これはどういう意味かと言いますと、雄弁に話すことは確かに説得力がありますので良いことです。
ただ話し続けているだけでは相手に完全に受け入れてもらうことはできません。
相手の話を聞くべき時は聞く、つまり「沈黙」するタイミングを心得てこそ、雄弁は役に立つというわけです。

「雄弁」の使い方・例文

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「雄弁」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 彼は話す内容に非常に説得力がある。
    まさに雄弁な人だ。
  • 雄弁なのは良いが、こちらの話を全く聞いてくれない上司がいる。
    「雄弁は銀沈黙は金」という言葉を教えてやりたい。

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