「是非もなし」の意味とは?意味や使い方を解説!

「是非もなし」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「是非もなし」の意味や使い方について解説していきます。

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是非もなし

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「是非(ぜひ)もなし」

主に「やむを得ない」「仕方がない」「当然」という意味で使用される言葉です。

日常的に使われることはあまりありませんが、織田信長の台詞として記憶に残っている方もいるかもしれません。

この記事では「是非もなし」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「是非もなし」の意味とは?

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「是非もなし」の意味とは

「是」は道理にかなっていること、正しいことを指します。

「非」は反対に、道理に合わない、間違ったことを指します。「是非」と合わせて使うことで、物事の「正・不正」「善・悪」「良し・悪し」どちらも含めた意味になります。

「是非もなし」の意味

そのため「是非もなし」の字義通りの意味は、「正不正を決めかねる」「良いも悪いもない」「善悪の判断がつかない」といったものになります。

ここから転じて「やむを得ない」「仕方がない」「当然」という意味になりました。

善悪の判断ができないのだから、議論の余地はない。そうするより他に手はない、というわけです。

「是非もなし」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。
 

信長が「是非も及ばず」と言ったことを現代に伝えるのは、彼の旧臣であった太田牛一の書いた『信長公記(しんちょうこうき/のぶながこうき)』です。
「是れは謀叛か、如何たる者の企てぞと、御諚のところに、森乱申す様に、明智が者と見え申し侯と、言上侯へば、是非に及ばずと、上意候」

とあります。

例文

  • 例文 是非もないの類語には「選択肢はない」「否応ない」などがあります。
  • 例文 是非もないには、ある一定の境地に至った意味がある。

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