最終更新日: 2020年3月18日

「貪欲」の意味とは？意味や使い方を解説！

「貪欲」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「貪欲」の意味や使い方について解説していきます。

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貪欲

「貪欲」とは

貧しいという漢字に欲、と書いて「貪欲」。
漢字の構成を見るとかなり仰々しい印象を受けますが、現代ではそこまで強い意味で使っている人は稀かもしれません。

今回は「貪欲」の意味や使い方を学びながら、貪欲という言葉にどのような歴史があるのかも知っていきましょう。

「貪欲」の意味とは？

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「貪欲」の意味

「貪欲」とは直訳すると「欲をむさぼる」ことで、意味としては「自分の欲しい物に執着し、非常に欲が深い状態」を表す言葉です。
ちなみに貪欲は一般的に「どんよく」と読みますが、「貪」の字には「とん・たん」があるため、「とんよく」「たんよく」とも読むことができます。

貪欲とは、単に欲が深い状態を表す言葉というだけでなく、宗教用語としても使われます。

仏教には「十悪」という考え方があります。
十悪とは、「してはいけないこと」として仏教が禁じている10個の物事で、例えば「殺生」や「邪淫」といったものがあります。
その中のひとつに「貪欲」も入っていて、物事に執着した欲深い状態は悪だと言われています。

そのため「貪欲」にはあまり良くないイメージがついてしまっているのですが、捉え方によっては一概に悪いとも言いきれません。
あまりに強欲なのは良くないですが、自身の理想を目指していくためには貪欲に色々なものを取り入れなければならないこともありますよね。
現代ではこのように「良い物を吸収する」という意味でも使われることがあります。

ちなみに貪欲の類語としては「強欲」「意欲」などがあります。