「幾星霜」の意味とは?意味や使い方を解説!

「幾星霜」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「幾星霜」の意味や使い方について解説していきます。

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幾星霜

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「幾星霜(いくせいそう)」

という言葉を知っていますか?

最近ではあまり使われなくなった言葉で、見たことがないという人も多いのではないでしょうか。

しかし、古い小説の中では出会うこともあり、なかなか趣のある言葉です。

「幾星霜(いくせいそう)」とは「(苦労や努力を経た上での)長い年月」のことを表します。

幾星霜はすごくロマンチックで奥深い言葉なのです。

この記事では「幾星霜」の意味や例文や正しい使い方をご紹介させていただきます。

「幾星霜」の意味とは?

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「幾星霜」の意味とは
「いくせいそう」と読みます。

「(苦労を経た上での)長い年月」を表す言葉です。

漢字を別けて理解してみましょう。

「幾」不定の数量、いくつ、いくら、数量の多い・年月の長いことを表す

「星」天体である星のこと、時の流れ、月日のこと

「霜」氷の結晶である霜のこと、年月(=星霜)のこと

「星霜(せいそう)」という言葉もあるんです。

星は1年に地球の回りを1周しますよね。

霜は1年ごとに降ります。

ですのでその時の流れを表した「星霜」は歳月・年月という意味の言葉なのです。

そこに幾がつくことで、「長い年月」を意味します。

特に「幾星霜(いくせいそう)」という熟語には、ただ過ぎ去った年月のことではなく、「苦労を経てきた(努力の末)」「多くの経験を積んできた」「何かの想いのこもった長い歳月」という意味合いがあります。

「幾星霜」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 司法に仕え。幾星霜たくさんの人達の人生に関わらせていただいた。
  • 例文 息子も社会に出て幾星霜、立派に育ってくれた。

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