「木っ端微塵」の意味とは?意味や使い方を解説!

「木っ端微塵」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「木っ端微塵」の意味や使い方について解説していきます。

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木っ端微塵

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皆さんは「木っ端微塵」という言葉を知っていますか?

時折目にしたり、耳にしますよね。

今回は「木っ端微塵」の意味を紹介します。

「木っ端微塵」の意味とは?

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「木っ端微塵」とは「粉々になる」「細かく砕ける」という意味です。

読み方は「こっぱみじん」です。

「木っ端みじん」「こっぱ微塵」と書くこともあります。

また、四字熟語として「木端微塵」がありますが、こちらも同じ意味になります。

「木端(こっぱ)」とは小さな木片や木材のことで「取るに足らない」「つまらない」という意味があります。

「木端役人」は「つまらない役人」のことを指しいい意味では使われません。

同じ漢字でも「木端(こば)」は木材の長さ方向の側面のことを指します。

漢字は全く同じですので文脈から判断したいものです。

「微塵」は「とても細かい」という意味です。

料理のときに使う言葉で「みじん切り」というものがありますが、「細かく切る」という作業になります。

「そんな気持ちは微塵もない」というのは「全くない」にかなり近い言葉として使われています。

そして「木っ端」と「微塵」2つが合わさって「木端微塵」となります。

また、「粉微塵」という言葉もあります。

「こなみじん」「こみじ」「こみじん」などと読みます。

「木端」より「粉」の方が細かいので、「粉微塵」は「かなり細かく粉々になったもの」という意味です。

「木端微塵」はかなり砕けてしまったけど、まだ塊を見つけることのできる程度で「粉微塵」はもう塊を見つけることのできない程度になるので違いに気をつけましょう。

「木っ端微塵」の使い方・例文

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それでは最後に例文です。

例文

  • 例文・事故でフロントガラスが木っ端微塵になっていた。
  • 例文・爆発事故で、家ごと木っ端微塵になってしまった。

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