「事実は小説より奇なり」の意味とは?意味や使い方を解説!

「事実は小説より奇なり」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「事実は小説より奇なり」の意味や使い方について解説していきます。

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事実は小説より奇なり

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「事実は小説より奇なり」

この言葉を見ると
世の中を見る目が、すこし変わるような気がします。

事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)

ちょっと説明できないようなこと、
不思議な偶然にでくわしたときなどに
思わず言ってしまう言葉です。

今回は「事実は小説より奇なり」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「事実は小説より奇なり」の意味とは?

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「事実は小説より奇なり」の意味とは

事実は小説よりも奇なり
(じじつはしょうせつよりもきなり)とは
世の中でおこることは、小説などの作り話よりも不思議なことであるという意味です。

たとえばこのような使い方ができそうです。

むかし、外国から恋人に手紙を書いたが、その手紙は郵便局のミスでどこかに紛れてしまった。

帰国後、その恋人と結婚したが、何年かあとに離婚の危機にみまわれた。
しかし偶然その手紙が見つかって届き、ふたりは恋人時代を思い出した。

そして、ふたたびうまくいき、ふたりはしあわせになった。まさに事実は小説よりも奇なりである。

そんな都合のいいことがあるものか、という話かもしれませんが、不思議な偶然はあると思います。
3回連続トイレで同じ人にあったりとか。

そんなとき、思わす言いたくなることわざですね。

あまりによくできた偶然は小説や物語だとわざとらしくなるのでかえって起きなかったりします。

「せっかく勉強したのに試験前に体調をくずしてしまって残念だ。あと1日でいいから試験日がおそくなればいいのに!」

と思っていたら、台風で試験が延期になった。

こんな都合のいいことがあるなんてまさに事実は小説よりも奇なりだ。

物語だと、こういう時は困難にも負けずに乗りこえていくことが多くこんな調子のいいことは、あんまりないですよね。

こういうことが実際に起きた場合も使えそうな言葉です。

「事実は小説より奇なり」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 このことわざはイギリスの詩人であるバイロンによる。
    「ドン・ジュアン」という話に出てくるのが由来です。
  • 例文 事実は小説より奇なりの類語には、例にみない、冒険談、奇妙な、などです。

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