「かしましい」の意味とは?意味や使い方を解説!

「かしましい」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「かしましい」の意味や使い方について解説していきます。

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かしましい

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「かしましい」とは

おそらく誰もが耳にしたことはあると思いますが、ご自身で日常会話に盛り込むことは滅多にない言葉ですよね。
しかし文学の中ではよく登場する言葉ですし、その度に辞書を引くのも面倒です。
今知っておけば次に目にした時に役立つことでしょう。

今回は「かしましい」の意味や成り立ち、使い方などを詳しくご紹介いたします。

「かしましい」の意味とは?

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「かしましい」の意味

「かしましい」は「耳障り」「やかましい」というような意味の言葉です。
簡単に言うと「うるさい」と同義ではあるのですが、マイナスの意味はそこまで強くなく「にぎやか」と言うようなニュアンスの言葉となります。

「かしましい」は漢字で書くと「姦しい」となります。
女という字が3つ合わさっているのが印象的ですが、この字は元々男女の不道徳的な交わりを意味しています。
「姦通」や「強姦」といった言葉に使われていることから、性的な意味が強いことがわかります。

しかし漢字の成り立ちの原点に沿って、「女が3人集まればにぎやかなものだ」という古来からの通説になぞらえて、特に性的な意味ではない言葉も存在します。
それが「姦しい(かしましい)」です。

女性が集まったら耳障りでやかましい…というのは、男性の皆さんなら何となく納得いくのではないでしょうか。
女性の皆さんは反論したくなるかもしれませんが、胸に手を当てて考えれば誰もが心当たりがあるのではないかと思います。

「かしましい」の類語としては、「騒々しい」「けたたましい」などが挙げられます。

「かしましい」の使い方・例文

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「かしましい」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • この部署は女性が多いせいか、いつもかしましい。
    活気があるとも言えるけれどもう少し静かになると良いな。
  • 外で近所の主婦が集まってかしましく話をしている。

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