「造詣」の意味とは?意味や使い方を解説!

「造詣」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「造詣」の意味や使い方について解説していきます。

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造詣

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「造詣」とは

読み方が少し特殊ですが「ぞうけい」と読みます。
雰囲気で「ぞうし」と読む方がたまにおられるのですが「ぞうけい」ですので気を付けてください。

「造詣が深い」という言葉でよく使われる単語ですが、具体的にどういう意味があるのかをご存知の方は案外少ないのではないでしょうか。
今回は「造詣」の意味や使い方をご紹介いたします。

「造詣」の意味とは?

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「造詣」の意味

造詣とは「学問や芸術の分野において、広い知識と深い理解を持ち、優れていること」という意味です。

「造」「詣」両方の漢字に「いたる」という意味があり、同義の漢字を組み合わせたことで意味が強まっている熟語です。
知識や学問の深いところに至るというような意味だと考えるとわかりやすいでしょう。

造詣は、単に知識を深めるというだけの言葉ではなく「学問や芸術の分野において」というところが重要です。
例えばペットの種類に造詣が深いと言われても、何となく意味がよくわからないですよね。
仮に本当にペットに詳しい方だとしても「造詣」という言葉を使うのは相応しくありません。

同じペットのことでも、その生態や学術知識などを論文作成レベルまで高めて発表しているならば別ですが、単に「知識がある」というケースには造詣は使わないということです。

「造詣」の使い方・例文

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「造詣」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 航空力学に造詣が深い方に取材をしたいのですが、どなたかお知り合いはおられませんか。
  • 文学に深い造詣を持っている人は、あらゆる本に対するリスペクトが半端ない。

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