「独壇場」の意味とは?意味や使い方を解説!

「独壇場」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「独壇場」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

独壇場

Photo byKeithJJ

独壇場」という言葉を聞いたことがあるという人にとっても、正確な意味や由来などを説明することは困難です。

しかし、この言葉を深く理解しておくと、教養ある人と周囲から一目置かれるかもしれません。

この記事では、「独壇場」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「独壇場」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「独壇場」は、「ある人や組織が一人活躍し、他の追随を許さない場面や分野」、または「独り舞台」を意味する言葉です

「独壇場」は「どくだんじょう」と読みます。

「どくだんば」とは読まないので注意しましょう。

また、「どたんば」と読む人がいますが、それは「土壇場」という別の言葉なので混同しないようにしましょう。

そもそも「独壇場」自体が「独擅場」(どくせんじょう)という言葉の誤った読みから生まれた言葉です。

「独擅場」に使われている「擅」(せん)という字が一般的ではなかったため、「壇」(だん)と混同されるようになりました。

もともと誤りであった「独壇場」ですが、次第に定着するようになり認知されるようになりました。

両方とも意味が同じであるため、両方の言葉が今でも使われていますが、いまや「独壇場」のほうが一般的です。

なお、「独壇場」の「壇」は、「土を盛り上げて一段高くした台」「神事や祭祀などの儀式を行う場所」という意味の言葉です。

そこから「独壇場」=「独り舞台」という意味あいが強くなったと言われています。

「独壇場」の使い方・例文

Photo bymohamed_hassan

ここでは「独壇場」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • プレゼンなど大勢の前で話すことに関しては、彼の独壇場と言っていいだろう。
  • この分野に関しては、A社の独壇場である。

関連する記事

記事ランキング