「冥土の土産」の意味とは?意味や使い方を解説!

「冥土の土産」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「冥土の土産」の意味や使い方について解説していきます。

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冥土の土産

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

「冥土の土産(めいどのみやげ)」

という言葉をご存知ですか?

年配の方には馴染みのある言葉かもしれませんが、若い方だと「冥土」がなんなのか知らない方も多いかと思います。

もちろん、若い女性のお手伝いさん「メイドさん」ではありませんよ。

今回は「冥土の土産」の意味や使い方についてご紹介させていただきます。

「冥土の土産」の意味とは?

Photo by tsuda

「冥土の土産(めいどのみやげ)」の意味とは

冥土へ行くときに持っていく土産のこと。これがあったら(できたら)安心してあの世に旅立てるという物事を冗談めかして言う言葉です。

「めいどのみやげ」と読みます。

「冥土」というのは、仏教用語で、死んだ後に魂の行く先のことを指す言葉です。

冥途(めいど)とも書き、冥界(めいかい)・黄泉(よみ)などともいいます。いわゆる死後の世界、あの世とも云いますね。

死ぬときには何も持っていくことはできませんから、やり残したことや心残りを解消して、現世(この世)の思い出としたいという気持ちが「冥土の土産」という言葉に表されています。

冗談ならまだしも、洒落にならない「冥土の土産」を要求する高齢者がいるということで「冥土の土産ハラスメント」という言葉も生まれたくらいです。

例えば、入院中の男性患者が看護師に「最後に裸をみせてくれ」と迫ったなどという話があるらしいです。

真偽のほどは定かではありませんが、自分の命を盾にして、わがままな要求を通そうとする高齢者が増えているとのことです。

「冥土の土産」の使い方・例文

黄泉の国へ行くのに忍びないだろう。良い思い出の一つもなけりゃ。

例文

  • 例文 これを、冥土の土産にするよ。
  • 例文 冥土の土産に、あの娘の花嫁姿が見たかったよ。

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