最終更新日: 2020年3月29日

「ちゃんちゃらおかしい」の意味とは？意味や使い方を解説！

「ちゃんちゃらおかしい」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「ちゃんちゃらおかしい」の意味や使い方について解説していきます。

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ちゃんちゃらおかしい

「ちゃんちゃらおかしい」

馬鹿げているような状態を表すときによく使われる言葉ですが、「おかしい」はともかく「ちゃんちゃら」とは一体何を表しているのか気になりますよね。

普段何気なく使っている日本語でも、改めて味わってみると新しい発見があるものです。
今回は「ちゃんちゃらおかしい」の意味や使い方をご紹介いたします。

「ちゃんちゃらおかしい」の意味とは？

Photo byRyanMcGuire

「ちゃんちゃらおかしい」の意味

ちゃんちゃらおかしいとは、「問題にならないくらいバカらしい」「笑止千万」「あまりに馬鹿げている」という意味の言葉です。
「ちゃんちゃら」の部分に方言のような要素を感じるかもしれませんが、特に方言的な要素は無く日本全国で使われている俗語です。
類語としては「嘲笑」「冷笑」などがあります。

「ちゃんちゃらおかしい」の「ちゃんちゃら」の由来は「茶る（ちゃる）」という言葉です。
この「茶る」も初めて聞いた方がほとんどだと思いますが、「茶る」は「茶」を動詞化した言葉でれっきとした日本語です。
「茶る」の意味は「滑稽な行動」といったものです。
「茶々を入れる」「茶化す」という言葉がありますが、これも「茶る」が由来となっています。
意外と「茶る」は随所で使われているのです。
この「茶る」を重ねた「ちゃるちゃる」が「ちゃんちゃら」と変化したと考えられています。

「ちゃ」が「おかしい」を表現することについての別の説としては、中国の楽器である「チャルメラ」の音が奇妙だったことも由来になっているのではないかというものもあります。

「ちゃんちゃらおかしい」は語感からしてもかなり不真面目なニュアンスです。
真面目な場面で使うことは避けましょう。
ふさわしくない場では「笑止千万」のように少し硬い表現を使うことをおすすめいたします。