「ご法度」の意味とは?意味や使い方を解説!

「ご法度」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「ご法度」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

ご法度

Photo byClker-Free-Vector-Images

「ご法度」とは

「御法度」とも書きます。
読み方は「ごはっと」です。

歴史でよく聞いたことがあるという方も多いかもしれませんが、現代でも時々耳にする機会はありませんか?
難しそうな言葉に見える反面、意外と使う場面が多い言葉でもあります。

今回は「ご法度」の意味や使い方をご紹介いたします。

「ご法度」の意味とは?

Photo bygeralt

「ご法度」の意味

ご法度(御法度)は、「法律や一般的な風潮により禁止されていること」という意味の言葉です。

ご法度という言葉ができたのは江戸時代です。
江戸幕府が制定した、法令に武家諸法度、禁中並公家諸法度、諸氏法度といったものがあるのですが、これらをまとめて「法度(はっと)」と呼びます。
そこに丁寧な表現のために「御」をつけたのが「御法度(ご法度)」です。

ちなみになぜ「法度」が法令を表すようになったのかの由来は、小麦粉を水で練った食べ物の「はっと」です。
江戸時代の一時期、米や粉ものを食べることが禁止されていたことがあります。
この時に庶民が「はっと」を作ってこっそり米や粉ものを食べていたため、それを咎める意味で「法度(はっと)」という言葉になったとされています。

古い歴史に由来する言葉ではありますが、今でも「社内恋愛はご法度だ」のようにフランクな場面で使うことの多い言葉ですね。

ちなみにご法度の類語としては「禁則」「戒め」という言葉が挙げられます。
どちらも「禁止する」「あらかじめ注意しておく」という意味で、ご法度とほぼ同じ意味となります。

「ご法度」の使い方・例文

Photo by けんたま/KENTAMA

「ご法度」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 社内の女の子に手を出すのは、うちの会社ではご法度だから気を付けてね。
  • アイドルに恋愛はご法度だ。

関連する記事

記事ランキング