最終更新日: 2020年3月16日

    「責任転嫁」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「責任転嫁」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「責任転嫁」の意味や使い方について解説していきます。

    目次 [表示]

    責任転嫁

    Photo byRollstein

    「責任転嫁」とは

    意味はご存知の方が多いかもしれませんが、どうして「嫁」という言葉が使われるのか、疑問に思ったことはありませんか？

    今回は「責任転嫁」の意味だけでなく、言葉の成り立ちについても詳しくご紹介いたします。

    「責任転嫁」の意味とは？

    Photo byRyanMcGuire

    「責任転嫁」の意味

    「責任転嫁」は、「責任を他人になすりつける」もしくは「責任を免れようとする」というような意味で使われます。
    自分に責任があることは明白だと自覚しているにもかかわらず、反省せずに他人のせいにする行為を表します。

    しかし、どうして責任をなすりつける、責任を免れるという行為に「嫁」の字が使われるのでしょうか。

    実は責任転嫁は「責任」と「転嫁」を合わせた言葉です。
    「転嫁」という言葉は「二度の嫁入り」、つまり女性が再婚することをを表します。
    今は必ずしもそうではありませんが、昔は女性が再婚すると住まいを移動することが常識でした。
    このことから「責任を他に移動させる」という意味に「転嫁」が使われるようになったのです。

    ちなみに責任転嫁ではなく「責任転換」と表記してあるのを見たことがある方もおられるかもしれませんが、責任転換は誤用です。
    「転換」とは「物事の方針を変えること」なので、転嫁とは全く意味が異なります。

    「責任転嫁」の使い方・例文

    Photo byijmaki

    「責任転嫁」を使った例文をご紹介します。

    例文

    • 彼は失敗するとすぐに周りに責任転嫁するので、上司からの評価はかなり低い。
    • 僕は成績が悪いと、親や友達のせいにして逃げてしまう。
      だけど責任転嫁し続けていても結局自分にツケが回ってくるので、何とかしてこの性格を直したい。

    関連する記事

    記事ランキング