「愚者」の意味とは?意味や使い方を解説!

「愚者」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「愚者」の意味や使い方について解説していきます。

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愚者

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愚者」という言葉を聞いたことはあっても、使ったことがあるという人は意外に少ないかもしれません。

話し言葉ではあまり使われない「愚者」という言葉ですが、書き言葉では使われることも多いので知っておくと何かを読むときに理解がスムーズになります。

この記事では、「愚者」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「愚者」の意味とは?

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「愚者」は、文字通り「愚かな者」を意味する言葉です

「愚か」という言葉は、「頭の動きが鈍いさま」「考えが足りないさま」「ばかげているさま」「未熟なさま」を意味するので、「愚者」とは、これらの「頭の悪さ」「未熟さ」「至らなさ」を備えた人を指すと言えるでしょう。

話し言葉では「愚者」というよりも、「愚か者」という言葉を使うことの方が多いかもしれません。

また、占いに使うタロットカードの中に「愚者」というカードがあります。

「愚者」のカードは、軽率、わがまま、落ちこぼれなどのネガティブな意味の他に、自由、型にはまらない、無邪気、純粋などのポジティブな意味もあります。

タロットカードには、ほとんどそのすべてに良い意味と悪い意味の両方があり、向きなどでそれが決まるのですが、「愚者」のカードも例外ではありません。

タロットカードの世界では、「愚者」はただの落伍者ではなく、無限に自由な旅人のイメージで描かれています。

「愚者」の使い方・例文

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ここでは「愚者」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • タロットカードの「愚者」には「自由」などの良い意味もあるので、占いでこれが出たからといって落ち込むことはない。
  • 『史記』には、「愚者も千慮に一得あり」(愚かな人でもたまにはいい考えを考えつくことがある)という言葉がある。

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