「篤志家」の意味とは?意味や使い方を解説!

「篤志家」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「篤志家」の意味や使い方について解説していきます。

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篤志家

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篤志家」という言葉を知っていますか?

読み方は「とくしか」です。

「篤」の字は、大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」では「あつ」と読んだことを記憶している人もいるでしょう。

読みづらく、難しい言葉に感じるかもしれませんね。

篤志家の意味を紹介します。

「篤志家」の意味とは?

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「篤志家」とは、社会奉仕や慈善事業など、公共的な支援活動に熱心に取り組む人のことです。

支援活動といえば、「チャリティー」や「ボランティア」という言葉がおなじみです。

「チャリティー」とは、慈善事業に必要な資金を、寄付により集めることです。

チャリティーイベントでは、イベントでの収益金は、慈善事業を行う団体などに寄付されますね。

「ボランティア」とは、報酬なしで、自発的に社会奉仕などの活動をすることです。

これらの活動を熱心に行う人などは、篤志家と呼ばれます。

アメリカの大富豪ロバート・F・スミスも篤志家と呼ばれる一人です。

彼は、大変な資産家です。

ある大学の卒業式に呼ばれた際に、あいさつの中で、その場にいる約400名の学費ローンを肩代わりすると発言しました。

その額はなんと11億円以上。

学生たちは拍手と歓声で大盛り上がりとなり、泣き出す人もいました。

これはスケールの大きい篤志家の例ですが、身近にもいますよ。

例えば、小中学生の登下校時間に、横断歩道で旗を持つ、スクールガードのおじいさんやおばあさん。

毎日、雨が降っても暑くても寒くても、子どもたちの安全を見守ってくれる、篤志家のかたたちです。

「篤志家」の使い方・例文

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「篤志家」を使った例文を紹介します。

篤志家のかたの行動には、頭が下がりますね。

例文

  • 例文 マザー・テレサは有名な篤志家です。
  • 例文 売名のために慈善事業を行うのは、真の篤志家といえるだろうか。

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