「しどろもどろ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「しどろもどろ」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「しどろもどろ」の意味や使い方について解説していきます。

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しどろもどろ

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皆さんは「しどろもどろ」という言葉を知っていますか?

何となくニュアンスは分かるけど、きちんとした意味は分からないという方もいるかと思います。

今回は「しどろもどろ」の意味を紹介します。

「しどろもどろ」の意味とは?

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「しどろもどろ」とは「話の筋道が立っていない、話の内容が乱れている様子」を指します。

「しどろ」は「秩序が乱れている」という意味の「しどけなし」に接尾語「ろ」がついた言葉です。

「もどろ」は「まぎれる」「まどう」の動詞である「もどろく」から来ています。

「乱れている」という意味の「しどろ」に「もどろ」を組み合わせると強調の意味になり、「しどろもどろ」になりました。

「しどろもどろ」の使い方・例文

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記者会見などで、記者からの質問にたじろいでしまい、筋が通っていないようなとりとめのない事ばかりを話す様子をニュースで見たこと、ありますよね。

まさに「しどろもどろ」です。

自分に置き換えてみても、急な質問や緊張する相手と話す時などに「自分でも何を言いたいのか分からなくなってきた」と思うこと、ありませんか?

それも「しどろもどろ」になっていると言えるでしょう。

「しどろもどろ」の類語は「どもる」「つっかえる」です。

「どもる」は言葉そのものが出てきにくい状況で、「つっかえる」は先に進めない様子を言います。

どちらも上手く話せない様子を表しますが比較的ピンポイントな部分をさします。

「しどろもどろ」はそれよりも話全体のことを言い、乱れた具合は類語2つより高くなります。

例文

  • 例文・思わぬ質問にしどろもどろになった。
  • 例文・しどろもどろになってしまった発表を思い出すと恥ずかしい。

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