「我田引水」の意味とは?意味や使い方を解説!

「我田引水」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「我田引水」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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我田引水

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「我田引水」とは

読み方は「がでんいんすい」です。
小中学校で習う四字熟語ですので、誰もが一度は目にしたことはある言葉でしょう。
しかし日常的に使う言葉ではないので、具体的な意味はもう忘れてしまっているかもしれませんね。

今回は「我田引水」の意味や由来、使い方などをご紹介いたします。
お子さんがおられる方などは意味を聞かれることもあるかもしれませんので、ぜひしっかり覚えていってくださいね。

「我田引水」の意味とは?

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「我田引水」の意味

「我田引水」とは、「自分の利益や都合ばかりを考えた行動をすること」という意味の言葉です。
簡単に言うと身勝手で自己中心的な人、ということですね。

四字熟語には中国の故事が由来になった、いわゆる故事成語が多いですので「我田引水」も故事成語だと思っている方は多いかもしれません。
しかし「我田引水」は日本で生まれた言葉だと言われています。

「我田」、つまり「自分の田んぼ」に水を引く(引水)行為を「我田引水」と表し、「自分の田んぼだけ潤沢に水を行き渡らせる」という意味から派生して「自分の利益や都合ばかり考えている行動」を意味するようになりました。

稲作の文化は中国から伝わってきたものではありますが、実は中国では日本ほど米を食べません。
餃子や麺類など小麦を主体とした主食も日常的に多く食べられています。
日本では主食というとほぼ100%の人が「米」と答えるでしょう。
水田はそれだけ「日本」を象徴するものですので、「我田引水」が日本で生まれた言葉だというのもうなずける気がします。
 

「我田引水」の使い方・例文

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「我田引水」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 彼はいつも我田引水的な考え方をするので、非常に自己中で好きではない。
  • ついわがままになってしまいがちな私は、我田引水にならないように日々気を付けている。

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