「水を差す」の意味とは?意味や使い方を解説!

「水を差す」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「水を差す」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

水を差す

Photo byLarisa-K

「水を差す」とは

「話に水を差す」のような慣用句でよく使われますので、言葉そのものを知らない方はあまりいないと思います。
しかしどういう意味なのか、またなぜこのような表現で言われるようになったのかはそこまで知られていません。

今回は「水を差す」の意味や使い方をご紹介いたします。
言葉は意味を知ってこそ使い方に深みが出るものですから、ぜひしっかり覚えていってください。

「水を差す」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「水を差す」の意味

水を差すとは「水を加えて味を薄める」もしくは「うまくいっている物事を邪魔すること」「しらけさせること」という意味の言葉です。
前者は言葉そのままの意味ですが、後者の「邪魔をする」については、なぜこのような意味で定着したのでしょうか。

水を差すの「差す」とは、「入れる・注ぐ」という意味の言葉です。
冷たい水を熱い飲み物に入れると冷えますし、味が濃いものに水を注げば味が薄まりますよね。
つまり水を差すことで熱(勢い)が冷まされ、料理や飲料などの味を台無しにしてしまいます。
こうしたことが語源となり、「水を差す」=「邪魔をする」「しらけさせる」という意味で定着していきました。

「水を差す」の類語としては、上記の通り「邪魔をする」もしくは「横槍を入れる」というような言葉があります。
横槍と入れるというのは文字通り、横から口や手を出して邪魔をすることです。
 

「水を差す」の使い方・例文

Photo byMakalu

「水を差す」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 庭の池の水が少し減ってきているので、水を差しておいてください。
  • ずっとチーム全員で進めてきたプロジェクトなのに、今月から入ってきた新人が水を差して台無しになってしまった。

関連する記事

記事ランキング