「半ドン」の意味とは?意味や使い方を解説!

「半ドン」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「半ドン」の意味や使い方について解説していきます。

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半ドン

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

「半ドン」とは

30代以上の方には知っている方が多いかもしれません。
反対に、20代より若い方には何の事を言っているのかわからないかもしれませんね。

今はあまり使われなくなった「半ドン」ですが、教育改革により再び「半ドン」になっている学校も多くなってきましたので、また使われるようになるかもしれません。
今回は「半ドン」の意味や使い方をご紹介いたします。

「半ドン」の意味とは?

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「半ドン」の意味

半ドンとは、簡単に言うと「半休の土曜日」のことです。
現在30代中盤以降の方は、小中学校の土曜日の授業が午前中だけで、給食を食べずに午後は帰宅した経験がある方も多いと思います。
その状態が「半ドン」です。
学校だけでなく会社も昔は半ドンの時代がありました。

半ドンの「ドン」の部分には諸説ありますが、「半分のドンタク」が語源であるという説が有力のようです。
ドンタクとはオランダ語の「zondag(ゾンタク)」が由来のカタカナ語で、日曜日、休みの日という意味の言葉です。
これが訛って「ドンタク」となったようです。

他の説としては、明治時代から太平洋戦争にかけては東京で正午を知らせる時に空砲が鳴ったことが由来というものもあります。
この正午の空砲の音「ドン」にかけて、「午前中のみで午後は休み」の状態を「半ドン」と言うようになったともされています。

または、「半分の土曜」がそのまま「半ドン」になったという説もあります。

最近はゆとり教育によって土曜日も一日休みの学校が多くなりました。
ただ数年前から土曜日の半ドン授業が復活しているところもあります。
これまでは半ドンは死語でしたが、また使われるようになるかもしれません。

ちなみに半ドンの類語としては「週末」「土曜日」などがあります。

「半ドン」の使い方・例文

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「半ドン」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 私の子供時代は半ドンが当たり前だった。午前中だけ学校に行くあの感じが好きだったなあ。
  • 会社も半ドンだった時代があるというのは信じられない。
    土曜日午前中だけ会社に行くなんて絶対嫌だ。

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