「淡白」の意味とは?意味や使い方を解説!

「淡白」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「淡白」の意味や使い方について解説していきます。

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淡白

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「淡泊」とは

「淡泊な味わい」のように、主に味覚に関する言葉として認識されていますよね。
また人の性格を表すときにも時々使います。
ただ、具体的にどういった状態を表すのか深く考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

今回は「淡泊」の意味や使い方をご紹介いたします。

「淡白」の意味とは?

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「淡泊」の意味

淡泊とは「物事や味や色があっさりしていること」「物事にこだわらない人柄」という意味の言葉です。

味覚としての「淡泊」は、塩味や脂肪分が薄い感じの味を指します。
淡泊の対義語が「濃厚」ですし、濃厚な味の方が認識しやすいため「濃厚ではない」味が淡泊、というとわかりやすいでしょうか。
具体的には、白身魚や白ワイン、鶏肉などが「淡泊な味」と表現されることが多いです。

ちなみに「たんぱく質」という言葉がありますが、こちらは漢字で書くと「蛋白質」となりますので、淡泊とは全く別の意味の言葉です。

人の性格について「淡泊」を使う場合は、自己主張が少なくあっさりした雰囲気の人を表します。
少しクールな雰囲気だと考えていただくとわかりやすいでしょう。
淡泊な性格の反対は、粘着質や執着心といったところです。
どちらかというと淡泊な性格のほうが好まれやすいかもしれませんが、あまりに淡泊すぎると冷たい印象を与えてしまうかもしれませんね。

「淡白」の使い方・例文

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「淡泊」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 淡泊な味の白身魚には少し濃厚な味のソースがよく合う。
  • 彼女は淡泊な性格であるところが長所だが、連絡が疎遠になっても全く気にしないので少し寂しい。

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