「戦慄」の意味とは?意味や使い方を解説!

「戦慄」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「戦慄」の意味や使い方について解説していきます。

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戦慄

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戦慄」という言葉を耳にしたことがあるという人は多いでしょう。

ホラー作品などに使われることの多い言葉ですが、正確な意味を理解しているという人は意外少ないのではないでしょうか。

「戦慄」という言葉の正しい使い方を知ることで、教養を深めることができます。

この記事では「戦慄」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「戦慄」の意味とは?

「戦慄」は、恐怖のあまり体が震えることを意味する言葉です。

「戦」も「慄」も、どちらも「おののく」と読むことができる言葉です。

「おののく」とは、「恐怖や不安、また寒さなどにより体や手足がぶるぶると震えること」を指す言葉です。

「戦慄」は、同じ意味の漢字を2つ重ねてできた熟語であることがわかります。

また、看護用語においては、風邪などで高熱が出た際に、体が震えるという生理現象を「戦慄」と呼ぶこともあります。

いずれにしても、「戦慄」はネガティブな原因からの体の震えを意味しており、喜びや幸福感などによる興奮からの震えにこの言葉を使うのは誤用です。

たとえば、「恋が成就した喜びで戦慄した」とは言わないということです。

また、「戦慄」は「戦慄する」という動詞形のほか、「戦慄が走る」「戦慄を覚える」のような形で使われることが多いので覚えておきましょう。
 

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「戦慄」の使い方・例文

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ここでは「戦慄」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • その怪談話を聞いた者はみな戦慄した。
  • 白い服の女がずっとついてきていることに気づき、戦慄が走った。
  • 人々を戦慄させた事件の真相がいま紐解かれようとしている。

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