「寒中見舞い」の意味とは?意味や使い方を解説!

「寒中見舞い」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「寒中見舞い」の意味や使い方について解説していきます。

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寒中見舞い

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「寒中見舞い」

聞いた事がある方は居るとは、思います。
「暑中見舞い」「残暑見舞い」「余寒見舞い」は良く聞きますが、「寒中見舞い」は?
そんな方に、少しばかり詳しくご紹介出来たらと。
「寒中見舞い」が全く聞いた事が無い方に少し御説明を。

「暑中見舞い」や「残暑見舞い」ならば聞き覚えがあると思います。

「寒中見舞い」とは
(に入る前の予備知識です)

一年の中で一番寒い時に豪雪地帯の相手方への気遣いとして出す。

年明けに頂いた年賀状を松の内(正月飾りの松門を置いておく期間、松七日等とも言う)までに返す事が出来なかった場合に出す。

自分の親戚の喪中を知らなかった相手方に送る。

年明けの挨拶として送ってしまった年賀状と入れ違いで喪中の知らせが届き
相手方にお詫びとお悔やみとして出す。
等が「寒中見舞い」の簡易な説明になります。次の「寒中見舞い」の意味とは。
の説明に入る前の予備知識として下さい。

今回は「寒中見舞い」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

 

「寒中見舞い」の意味とは?

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「寒中見舞い」の意味とは

厳寒期に出す互いの近況報告を兼ねた季節の挨拶状の事になります。

寒中見舞いは季節のご挨拶だけでなく、喪中の方へのご挨拶や、故人宛の年賀状に対する返礼、そして喪中欠礼をお伝えする時にも使われます。

もしも、相手方が喪中とは知らず、年賀状を出してしまった場合のお詫びも寒中見舞いで行います。

寒中とは二十四節気の小寒(しょうかん)から大寒(だいかん)に当たる期間で、日付では1月5日から2月4日頃までを指します。この期間を過ぎてから寒中見舞いを投下する場合は「寒中」ではなく「余寒」を使用するのが一般的です。

「寒中見舞い」は、1月8日(松の内を過ぎて)頃~2月4日(立春)頃までで。

「余寒見舞い」は、2月4日頃~寒さが続く頃までとなります。

喪中の返礼の挨拶を例文としてまとめました、ご覧下さいませ。

「寒中見舞い」の使い方・例文

寒中見舞いの例文1
(喪中に受け取った年賀状の返礼)

寒中お見舞い申し上げます。
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。年頭にはご早々のお年賀状、ありがとうございました。

実は昨年、私どもの祖母が亡くなり、新年のご挨拶を控えさせていただきました。欠礼のお知らせも申し上げず、大変失礼いたしました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和○年 ◯月◯日

喪中に出す寒中見舞いの例文2
(喪中に受け取った年賀状の返礼)

寒中見舞い申し上げます。
寒さはこれからが本番ですが、皆様にはお変わりございませんか。

義母の喪中のため年始のご挨拶を差し控えさせていただきました。
旧年中にお知らせ申し上げるべきところ、年を越してしまいました非礼を深謝いたします。

寒い日が続きますが、風邪など召されませぬようお体を大切にお過ごしください。

令和○年 ◯月◯日

例文

  • 例文 この人からも年賀状届いてたわよ。そっか、寒中見舞いで返礼をしなければな。
  • 例文 喪中返礼として寒中見舞いをだす。

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