「分相応」の意味とは?意味や使い方を解説!

「分相応」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「分相応」の意味や使い方について解説していきます。

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分相応

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「分相応」とは

「ぶんそうおう」と読みます。
どちらかというと「分不相応」という言葉のほうが馴染みがある方が多いかもしれません。
分不相応から「不」を抜くと「分相応」になりますので、意味としては分不相応の反対となります。

今回は「分相応」の意味や使い方を詳しくご紹介いたしますね。

「分相応」の意味とは?

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「分相応」の意味

「分相応」は「適切」「ふさわしい」「身の丈に合っている」という意味の言葉です。
身の丈に合っているとは「その人の身分や能力に合っている」と解釈してください。

「相応」の部分が「ふさわしい」と同義ですので、そこに身分を表す「分」を付けることで、「身の丈に合っている」となります。
この「分」の部分を「年」に変えて「年相応」としますと、「年齢に合っている」という意味になります。

何事も自分にとってふさわしいものを選択することが望ましいですが、いつまでも自分の能力とイコールのものばかりを求めていては成長がありません。
時には身の丈に合わない、分不相応なところを目指すことも必要でしょう。
それがいつしか分相応となっていきます。
分相応と分不相応は、言葉の意味というだけでなく行動について考えても対になっている言葉なのですね。
 

「分相応」の類語としては「適切」「似つかわしい」などが挙げられます。

「分相応」の使い方・例文

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「分相応」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 分相応を心がけろと言われたが、どうしても上を目指すことをやめられない。
  • 私は彼からは下に見られているかもしれないけれど、一生懸命努力していつか分相応の存在になりたい。

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