「筋違い」の意味とは?意味や使い方を解説!

「筋違い」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「筋違い」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

筋違い

Photo byAbsolutVision

「筋違い」とは

考え方がおかしい時などに「筋違いの考え方」という表現で使われることがありますね。
ビジネスの場面を始め使う機会は多い言葉なので、一度は見聞きしたことがある方がほとんどなのではないでしょうか。

しかし具体的な意味となると詳しくご存知の方は少ないでしょう。
今回は「筋違い」の意味や使い方を詳しくご紹介いたします。

「筋違い」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「筋違い」の意味

「筋違い」は「道理に外れていること」「手続きが間違っていること」「見当違い」が主な意味の言葉です。
ただ「不自然な動作をしたり急に動くことで関節や筋肉を傷める」という意味もあります。

後者の意味は「体の筋を違える」ということですから、理解しやすいですね。

「筋」という漢字の「月」の部位には体の一部分を表す意味があります。
それが「力」「竹」と合わさることで「体の中を通る力強いすじの部分」という意味があります。
これが「一続きになっているもの」という意味に派生し、さらに意味が発展して「あらすじ」「道理」という意味になっていきました。
つまり「筋違い」は「道理やあらすじが違う」となりますね。「見当違い」という意味はここから来ています。

類語としては「お門違い」という言葉がありますが、門、つまり家を間違える=「目的地を間違える」「間違った方向を目指していること」という意味となりますので、筋違いとは若干異なる意味になります。

「筋違い」の使い方・例文

フリー写真素材ぱくたそ

「筋違い」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • きちんと説明をしているつもりかもしれないが、てんで筋違いだよ。
  • ここで怒るのは筋違いなのは理解しているのだが、がまんできなかった。

関連する記事

記事ランキング