「痛み入る」の意味とは?意味や使い方を解説!

「痛み入る」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「痛み入る」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

痛み入る

フリー写真素材ぱくたそ

「痛み入る」とは

「痛み入ります」というような表現で、ビジネスシーンを中心によく使われる言葉ですね。
何気なく使っている人が多いかもしれませんが、具体的にはどういった意味を持つ言葉なのでしょうか。

今回は「痛み入る」の意味や使い方をご紹介いたします。

「痛み入る」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「痛み入る」の意味

「痛み入る」は「相手の親切や好意に恐縮する」「感謝する」という意味の言葉です。
ちなみに読み方は「いたみいる」です。
「いたみはいります」と読んでしまうと間違いとなりますので、気を付けてください。

基本的には相手に感謝し恐縮するような場面で使う言葉です。
ただ日常的に使うことができるほど軽いニュアンスの言葉ではないので、友人など軽い会話をする相手に「痛み入ります」などを使ってしまうと、皮肉のようなニュアンスで伝わってしまうことがあるので注意しましょう。

「痛み入る」の語源ですが、「痛む」という言葉は元々「心が痛む」という意味の言葉でした。
「入る」は「しみる」という意味の言葉です。
つまり「痛いほど心にしみる」ということで「痛み入る」が使われるようになったとされています。

ちなみに、使う場面は少ないですが「相手の厚かましさにあきれる」という意味で「痛み入る」を使うことがあります。
やや古典的な使い方となりますので、現代であれば「恐縮する」「感謝する」のほうで使うほうが適切でしょう。
 

「痛み入る」の使い方・例文

Photo byBedexpStock

「痛み入る」を使った例文をご紹介します。

例文

  • この度は母の逝去に際して部長から色々な心遣いを頂きまして、誠に痛み入ります。
  • わざわざこのような結構な品をお持ちいただきまして、痛み入る思いです。

関連する記事

記事ランキング