「憚られる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「憚られる」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「憚られる」の意味や使い方について解説していきます。

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憚られる

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憚られる」は「憚る」という言葉に「られる」がついた言葉です。

「憚る」には、

  1. 他に対して恐れつつしみ、遠慮すること
  2. いっぱいに広がること
という意味があります。

「憚られる」は「憚る」の①の意味で使われているのでどちらも同じ意味です。ただ、「られる」をつけて「自分を下げる表現」にするかどうかの違いがあります。

「憚られる」の意味とは?

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「憚られる(はばかられる)」の意味は、「遠慮・敬遠」です。 「憚る」は、「差し障りがあることとしてつつしむ・遠慮する」という意味のある言葉です。 「憚られる」というこ言葉を使用することで、「慎み、遠慮する」という意味から、相手に対する自分の低姿勢さを表現することができます。

「憚られる」の使い方・例文

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「憚られる」という言葉を使う場面は、

  1. 目上の人に何かを進言するとき
  2. 相手に遠慮や配慮の姿勢を示すとき
の2つがあります。

1の場合は、目下の立場である人が、目上の人へ意見を言うことは本来「偉そうなこと」になります。

それを「私のようなものが意見を言うのも憚られるのですが」と言うことで、「これから私が意見を言う非礼」について前置きすることができます。

2の場合は、何かを依頼する際は、低姿勢でお願いする方が良いです。その「こんなことをお願いするのは恐縮なんですが…」といった姿勢を、「憚られる」の一言で表すことができます。

「憚られる」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文 1の場合
    私目が先輩に意見をお伝えするのも憚られるですが、申し上げます。
  • 例文 2の場合
    こちらの条件ばかり都合をつけていただき憚られるのですが、よろしくお願い致します。

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