「剣呑」とは?意味や使い方を解説します!

「剣呑」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「剣呑」の意味や使い方について解説していきます。

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剣呑

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「剣呑」とは

字は見たことがあっても、読み方がわからない方も多いかもしれません。

「剣呑」は「けんのん」という読み方をする単語です。
音で言葉を認識すれば、どのような状況を意味するのかある程度わかる方も多いのではないでしょうか。

少し難しいと思う言葉でも、一度意味を知ってしまえばある程度使いこなせるようになることでしょう。
今回は「剣呑」の意味や使い方をご紹介します。

「剣呑」の意味とは?

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「剣呑」の意味

「剣呑」は「危ない様子」もしくは「不安を覚える状態」を表す言葉です。

「剣呑」は「剣難(けんなん)」という言葉が語源と言われています。
剣難とは、刃物で殺傷される災難を意味する言葉です。
それが転じて災難が予想される状況を表すようになり、「けんなん」が「けんのん」という言葉に徐々に変化、そこに漢字が当てられて「剣呑」が生まれました。

連用形で「剣呑な」というようにして他の言葉を修飾することもできます。
例えば「剣呑な交渉をしている」のような表現です。

「剣呑」の類義語としては「危険」「物騒」「不穏」といった言葉があります。
こちらのほうが日常的によく使う言葉ですので、意味が伝わりやすいかもしれません。

ただ「剣呑」という少し難しい表現をしたほうが、大人同士の駆け引きを表すには適していることもあります。
上手に使い分けて適切にニュアンスを伝えていきましょう。

「剣呑」の使い方・例文

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「剣呑」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 部長と課長が今朝からずっと剣呑な交渉をしている。
  • 昨日彼女と喧嘩をしてしまい、今日も剣呑な状況が続いた状態だ。
    早く仲直りしたいが、取っ掛かりがつかめない。

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