最終更新日: 2020年4月10日

「蒐集」の意味とは？意味や使い方を解説！

「蒐集」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「蒐集」の意味や使い方について解説していきます。

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蒐集

「蒐集」という言葉をご存知ですか？

そもそも何て読むのかも分からないという人が多いと思われます。

読むのが難しく、日常生活ではあまり使うことのない表記ですよね。

ただし、学術的な話や知的な話題で出てくる言葉なので、知っておくことで教養を身につけることができるかもしれません。

この記事では、「蒐集」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「蒐集」の意味とは？

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「蒐集」は、「しゅうしゅう」と読み、「よせ集めること」、もしくは「趣味や研究などのために、ある種の物や資料をたくさん集めること。また、そうして集められたもの。コレクション」という意味の言葉です。

私たちがよく知る「収集」と、読みも意味も同じ言葉なんです。

本来は「しゅうしゅう」には、「蒐集」という漢字が使われていたのですが、戦後に難しい漢字を簡単にする動きがあり、｢蒐｣はその動きにおいて制定された当用漢字・常用漢字に含まれいませんでした。

そのため、「蒐」が｢収｣という字に置き換えられたという経緯があります。

現在は「収集」が一般的に使われますが、趣味としてのコレクションという意味で用いられるときは、「蒐集」と書くことも多いです。

｢蒐｣は｢アカネ｣というつる性の植物で、赤い汁が出ることから染料に使われ、貴重なものとしてよく集められました。

それから転じて、｢集める｣という意味になったと言われています。

「蒐める」で「あつめる」とも読みます。