「反面教師」の意味とは?意味や使い方を解説!

「反面教師」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「反面教師」の意味や使い方について解説していきます。

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反面教師

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「反面教師」とは

他者の行いを見て自分を律するというような時によく使われる言葉ですね。
言葉自体はかなり有名なものなので、誰でも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな「反面教師」の意味や使い方をご紹介いたします。
普段使い慣れている言葉だからこそ、改めて味わってみるとまた違う感動があるものです。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「反面教師」の意味とは?

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「反面教師」の意味

「反面教師」とは、悪い見本となる人物を表す言葉です。
自分にとって良くないと思われる人物を見て、決して真似をしないようにと思う時に「反面教師」という言葉を使います。
類語としては「人の振り見て我が振り直せ」がありますが、「教師」という言葉がついていることもあり「反面教師」のほうがより学習的な要素を示しています。
 

「反面教師」の由来は、中国の出来事に起因していると言われています。
1957年に国家主席の毛沢東が自身の演説の中で、「腐敗した組織を排除するのではなく悪い見本から学び、決して真似をしないように自身の行動のヒントにし、活用することが大事だ」という内容を述べました。
これが民衆の共感を呼び、「反面教師」という言葉になって語り継がれているとされています。

1957年というとまだ60年ほどしか経っていませんので、比較的新しい言葉だということになります。

「反面教師」の使い方・例文

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「反面教師」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 私の母はあまり人格的によろしくない人だったが、私はそれを反面教師にしてできるだけ正しく生きようと思っている。
  • 好きなように生きていたら、甥に「あなたを反面教師にして生きようと思う」と言われてしまった。

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