最終更新日: 2020年3月27日

    「嘆息」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「嘆息」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「嘆息」の意味や使い方について解説していきます。

    目次 [表示]

    嘆息

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    「嘆息」

    不運に見舞われたとき、やりきれないことが起こったとき、心のバランスの崩れを感じ、ついついため息をついてしまうことがありますよね。

    実際、ため息はバランスが崩れた自律神経の働きを回復させようとする体の作用で機能回復のために必要な動作なのです。

    とはいえ、ため息が出るような出来事には、できれば遭遇したくないものです。

    今回は「嘆息」つまりため息についての意味や使い方などをご紹介させていただきます。

    「嘆息」の意味とは？

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    「嘆息」の意味とは
    「たんそく」と読みます。

    「悲しんだりがっかりしたりして、ため息をつくこと」を意味しています。

    「嘆息」の「嘆」は、「口」と「難（省略形）」とからできた会意文字です。

    「口」という象形文字と、「火などの災いにあって祈る巫女(みこ)」の象形文字の省略系「難」から、「苦しみになげくこと」を意味する「難」が生まれました。

    それから、「息」は鼻の象形文字である「自」と、心臓の象形「心」とでできた会意文字です。

    心臓からは鼻に抜ける空気、すなわち「いき」を表しています。

    これらを組み合わせると、「苦しみに嘆く、つく息」となり、すなわち「嘆息」であることがわかります。

    上記の「ため息」を含め、「嘆息」にはいくつかの類語があります。

    「嘆声・歎声（たんせい）」「大息（たいそく）」「太息（ふといき・たいそく）」「吐息（といき）」など、いずれも「大きく息を吐く」「ため息」などの意味があります。

    類語としては、「嘆声・歎声（たんせい）」がもっともふさわしく、「悲しみになげく声」という意味があります。

    「嘆声」には、「ため息」に含まれる「非常に感心して出す声」という意味も含まれています。

    「嘆息」の使い方・例文

    例文をご紹介させていただきます。

    例文

    • 例文　さすがの、親父も嘆くさ。嘆息をついていたよ。
    • 例文　突然過ぎた訃報に嘆息をついた。

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