「希ガス」の意味とは?意味や使い方を解説!

「希ガス」という言葉の意味を解説していきます。高校の化学の授業で一度は聞いたことがある言葉ですが、ネット上でもよく別の意味で使われる言葉のため覚えておくと便利です。今回は「希ガス」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

希ガス

Photo by ivva

希ガス」という言葉を聞いたことがありますか?

高校の化学の授業で一度は聞いたことがある言葉ですね。

しかし、ネットスラングにおいてそれとは全く別の意味で使われることがある言葉でもあります。

SNSでの会話で使われることがありますので、会話をより楽しむためにも覚えておくと良いでしょう。

今回は、「希ガス」の意味や使い方について解説します。

「希ガス」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「希ガス」とは本来の意味は、化学の長周期表における18族に属する元素の総称です。これがネットスラングにおける意味は、〜な気がするという意味です。

スマホやパソコンで、気がする、と変換しようとした際、誤って「希ガス」と変換してしまったことから使われるようになったと言われています。

一方、もともとの意味の「希ガス」について、全ての元素は電子を電子殻と呼ばれる部分に持っています。

この電子殻が何層にも重なって元素が構成されるのですが、一番外側にある電子殻に含まれる電子の数が8個ある元素が18族元素、すなわち「希ガス」なのです。

そのため「希ガス」はとても安定した物質で、化学反応で化合物を作りにくいのが特徴です。一番有名なものは「ヘリウム」です。

風船を浮かばせる際には「ヘリウム」が使われますが、代用品として「水素」が使われることがあります。「水素」は化学反応を起こしやすく、爆発の危険性もあるのに対し、「ヘリウム」は化学反応が起こりにくいので安全です。

「希ガス」の使い方・例文

Photo byClker-Free-Vector-Images

最後に「希ガス」を使った例文を紹介します。

例文

  • 例文 予報だと今日は雨だった希ガス。
  • 例文 希ガスとは18族元素のことを言います。

関連する記事

記事ランキング