「サマリー」の意味とは?意味や使い方を解説!

「サマリー」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「サマリー」の意味や使い方について解説していきます。

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サマリー

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ビジネスの場面で「サマリー」と耳にして、何だろうと疑問に思ったままにしている人もいるかと思います。

社会人としては「サマリー」の意味を理解しておくと便利な場面が多くあるはずです。

この記事では、「サマリー」という言葉の意味や使い方についてご紹介していきます。
 

「サマリー」の意味とは?

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「サマリー」は、「summary」という英語由来の言葉で、ある物事の「概要」「要約」「要点」などを意味します

「合計」「総計」という意味で使われることもありますが、これについては後述します。

「サマリー」は、長い文章やデータなどの要点をまとめたものを指して使うことが多く、プレゼンや打ち合わせではこの言葉がよく使われます。

また「サマリー」は、分野によって独自の意味を持たされてもいます。

医療・看護・介護の現場では、「サマリー」という言葉は「患者や利用者の病歴や治療履歴についてまとめたもの」を指します。

この場合の「サマリー」は、転院したり退院後に外来に移ったりするときに、患者や利用者の情報を共有し、一貫した治療を行うために必要な書類です。

「カルテ」との違いは、カルテが症状や処置内容を詳しくすべて記載しているのに対し、サマリーはその要点をまとめたものになります。

次にIT業界での「サマリー」という語の使い方を見ていきましょう。

インターネットで何かを検索したときに、タイトルの下に記事の内容が簡略化されて表示されますが、IT業界ではこれを「検索サマリー」と呼んでいます。

このように分野や業界によって独自の使われ方をしている「サマリー」ですが、それらも「概要」「要約」「要点」という本来の意味から外れるものではありません。

注意が必要なのは、「合計」「総計」という意味で「サマリー」を使う場合です。

エクセルの関数「SUM」がサマリー(「summary」)の頭文字でもあるためか、「サマリーを取る」=データの合計を出すという使われ方をします。

「このデータのサマリーを出してくれ」と言われたとき、データの概要をまとめるべきなのか、データの合計を出すべきなのか、慎重に判断しなくてはなりません。

自分で判断するのが難しい場合は、指示を出した人に改めて確認するのが良いでしょう。
 

「サマリー」の使い方・例文

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それでは、「サマリー」を使った例文をご紹介します。

例文

  • この報告書にはサマリーをつけてください。
  • 会議のサマリーを作成し、上司に提出する。

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