「ジレンマ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「ジレンマ」という言葉の意味を解説していきます。仕事をする上で、人付き合いをしていく上で使う場面が出てくることがある言葉なのでしっかり覚えておいたほうがよいでしょう。今回は「ジレンマ」の意味や使い方について解説していきます。

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ジレンマ

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ジレンマ」という言葉、誰しも一度は聞いたことがあると思います。

しかし、聞いたことはあるけれども、その意味についてきちんと説明できる人は少数なのではないでしょうか。

日常生活ではあまり使わないですが、ビジネスでは時々ある使う場面がありますので、きちんと意味を理解しておくと良いでしょう。

今回は、「ジレンマ」の意味と使い方について解説していきます。

「ジレンマ」の意味とは?

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「ジレンマ」は、「ディレンマ」とも言うことがあり、アルファベットの綴りはdilemmaです。

ある問題に対して2つの選択肢があるが、そのどちらかを選んでも不利益を被る板挟みの状態で、決断に困るという意味です。

どちらを選んでも不利益になるということから、窮地という意味でも使われます。

「ジレンマ」のジとは、ラテン語で2を意味する接頭語のdiからきているため、dilemmaというスペルになります。

選択肢が2つだけの状況の時しか「ジレンマ」と言わず、ある問題に対し、選択肢が3つある場合は、ラテン語で3を意味する接頭語のtriを使った「トリレンマ(trilemma)」と言います。

「トリレンマ」は板挟みとは言いにくいですが、状況は「ジレンマ」と同じです。

世の中にある有名な「ジレンマ」には、ヤマアラシのジレンマや、デジタルジレンマがあります。

「ジレンマ」の使い方・例文

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最後に「ジレンマ」を使った例文を紹介します。

例文

  • 例文 末期癌患者に対する積極的な延命治療をするか否かの医療のジレンマに悩まされる。
  • 例文 若い年齢層か年配層のどちらの客層を対象にするかというジレンマで経営が窮地に立たされる。

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