「炎上商法」の意味とは?意味や使い方を解説!

「炎上商法」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「炎上商法」の意味や使い方について解説していきます。

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炎上商法

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炎上商法」という言葉をご存知でしょうか?

最近は一般的にも使われるようになった言葉ですが、どういうものが「炎上商法」と言われるのか十分理解できていないという人もいると思います。

この記事では、「炎上商法」という言葉の意味や使い方についてお伝えしていきます。
 

「炎上商法」の意味とは?

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「炎上商法」は、炎上を意図的に起こすことで世間の注目を集め売り上げや知名度を伸ばすという手法を意味する言葉です

「炎上マーケティング」とも言います。

「炎上」はもともと、インターネット上のブログやSNS、動画投稿サイトなどでの不適切な言動に対し、非難や中傷の投稿が多数届くことを火が燃え盛るさまになぞらえて比喩的に用いられる言葉でした。

つまり、「炎上」は本来は否定的な現象なのですが、これを意図して起こしマーケティング戦略に活用したのが「炎上商法」です。

負の評価の広がる速さや影響力を逆手に取るという戦略ですが、一時的に売り上げや知名度、アクセス数などを上げることができても、社会的信用を失うというリスクは大きいためマーケティング戦略としては「邪道」と言えるでしょう。

炎上マーケティングの数少ない成功例としては、2010年のルーマニアのチョコレート「ROM」の事例があります。

ルーマニアの国旗からアメリカ国旗である星条旗にパッケージを変えると発表したことで批判を集め「炎上」しましたが、その後すぐにメーカーはこの変更は「ジョーク」であることを告げ、国民の愛国心を再発見したことを伝えました。

これにより「ROM」の売り上げは増加し、この企画は、カンヌ国際広告祭の2部門でグランプリを獲得したのですが、このような成功例は稀有と言って良いでしょう。
 

「炎上商法」の使い方・例文

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ここでは、「炎上商法」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • あのタレントのブログがまた批判を集めているらしいが、どうせいつもの炎上商法だからスルーした方が良い。
  • 炎上商法ははじめは良くても、次第に飽きられるので、あまりオススメできない。

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