「水仙(スイセン)」の花言葉とは?意味や使い方を解説!
「水仙(スイセン)」の花言葉を解説します。知っておくと思わぬところで役に立つことがあります。今回は「水仙(スイセン)」の花言葉や使い方・例文を紹介します。
「水仙(スイセン)」
「水仙(スイセン)」は、冬から春にかけて咲く、すがすがしい花です。
白い水仙を誕生花とするのは、1月3日、1月4日、1月13日です。
黄色い水仙を誕生花とするのは、1月2日、1月4日(白と黄のどちらも誕生花となります)、4月3日です。
ラッパスイセンを誕生花とするのは、1月16日、2月9日、2月16日、3月1日です。
水仙の花言葉と、意味を紹介します。
「水仙(スイセン)」の花言葉とは
「水仙(スイセン)」の花言葉は、うぬぼれ・自己愛です。
うぬぼれ、自己愛だなんて、水仙とはずいぶんよろしくない花言葉を持っている花なんだなと思いますよね。
水仙がこんな花言葉を持つのは、ある有名な伝説に由来します。
美少年ナルキッソスは、その美しさにたくさんの女性が心を寄せましたが、自ら誰かを愛することはありませんでした。
森の妖精エーコーも、ナルキッソスに恋をした一人でした。
相手の言葉を繰り返すことしかできなかったエーコーは、ナルキッソスに冷たくあしらわれてしまいます。
エーコーは傷つき、やせ衰えて、しまいには肉体を失って、声だけの存在になってしまいました。
それを知った復讐の女神ネメシスは怒り、ナルキッソスに、人を愛せないものは自分自身でも愛していろ!と呪いをかけます。
ナルキッソスはその呪いの通り、泉に映った自分の姿に恋をしてしまいます。
水面に映っただけの姿が想いに応えてくれるわけもなく、ナルキッソスは憔悴し、力尽きて、水仙に姿を変えました。
水面をのぞきこむようにして咲く水仙は、そのまま、ナルキッソスの姿を表しています。
ちなみに、ナルキッソスは「自分に陶酔している人」の意味を持つ「ナルシシスト」の語源です。
声だけの存在となってしまったエーコーは、「こだま」「反響」の意味をもつ「echo」の語源です。
「水仙(スイセン)」を使った文章・例文
水仙(水仙)をつかった文章を紹介します。
白や黄色の水仙の立ち姿は凛として美しく、自分の姿をのぞきこむように咲くというのも、ある意味うなずけます。
例文
- 水仙の球根には毒性があり、ニラと間違えて食べると非常に危険です。