「嗤う」の意味とは？意味や使い方を解説！

「嗤う」

読めますか？
「わらう」と読みます。
嘲る(あざける)と言う言葉意味合いが似ています。
見下し馬鹿にする。文句を言い笑う。

今回は「嗤う」の言葉の意味を御紹介させていただきます。
 

「嗤う」の意味とは
読み方(わらう)

嗤うの読み方は「わらう」で、意味は「馬鹿にする。馬鹿にした気持ちを顔に表す」「嘲笑する・嘲笑う」(あざわらう)嘲る「あざける」となっています。

「わらう」と読む漢字には「嗤う」の他にも「笑う」「哂う」「呵う」があります。
それぞれ、意味合いが異なる言葉です。

同じ読み方の「嗤う」と「笑う」の違いだけですが、ご説明させていただきます。

顔の動きも似ていますが、意味合いとしてはかなり違いがあります。

「笑う」とは、うれしさなどで顔を柔らげ声を出すという意味で、好意的な意味を持っています。

「嗤う」は、見下した態度、ばかにしてわらうというような悪意ある態度の意味をもっています。

小説等で「嗤った」という表現があった時に、どんな態度なのかを文章から捉えてみて下さい。

クラス会の時に、言い間違ってしまい。
嗤われてしまった。

なんでも、知ってるぶったあいつ話したくなくなるわ。
あーあいつね。
こないださぁ。
教習所で座学一緒だったのよ。
道交法で、教官から質問されて間違えて。
周りの人達に嗤われてんの。

等の使い方があります。

文章を扱う仕事をしている方でないと、なかなか使う言葉ではありませんが。
本来ならば、見下した感覚で嘲笑う場合には「嗤う」を使うのが正しい言葉となります。