「世紀末」の意味とは?意味や使い方を解説!
「世紀末」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「世紀末」の意味や使い方について解説していきます。
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世紀末
「世紀末」とは
今の世の中はもう世紀末ではありませんが、20代以上の方はこれまでに世紀末を体験したことがありますよね。
したがって意味はほとんどの方がご存知だと思いますが、ここで改めて「世紀末」についてを考えてみましょう。
今回は「世紀末」の意味や成り立ち、使い方などをご紹介いたします。
「世紀末」の意味とは?
「世紀末」の意味
「世紀末」は「世紀の終わり」を表す言葉です。
世紀とは「1世紀」のことで、100年を1単位とした年代の分け方です。
例えば20世紀は1901年~2000年でした。
2001年からは21世紀に入りましたので、今生きている方の多くが2000年までの「世紀末」を体験し、21世紀を迎えたことでしょう。
「世紀末」は西暦で区切る概念の上に成り立っていますので、元々は西洋文化です。
元々「世紀末」は19世紀末の西洋文化思潮を表す言葉として使われており、19世紀末のヨーロッパは繁栄の末後の退廃期であったと言われています。
このためか20世紀の終わりにおいても、ノストラダムスの大予言が流行したり、コンピューターの2000年問題が起きたりと慌ただしい動きをしていたように記憶しています。
また少年ジャンプで連載されていた「北斗の拳」という漫画も世紀末を舞台にした作品として知られており、作中での世界はかなりの荒廃ぶりでした。
100年ごとにしか訪れないものではありますが、「世紀末」には常に何かが起きるという不安が人々の中にはあるのかもしれません。
「世紀末」の使い方・例文
「世紀末」を使った例文をご紹介いたします。
例文
- 次の世紀末は80年後だ。きっと私は生きていないだろうな。
- 今は世紀末でもないのに世界が大変なことになっている。