「シンパシー」の意味とは?意味や使い方を解説!

「シンパシー」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「シンパシー」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

シンパシー

Photo bygeralt

シンパシー」の語源は、ギリシャ語の sympathes です。意味は、「仲間意識を持つ」や「好意に影響される」となります。

syn- は「一緒に(together)」という意味があり、pathos は「感情」という意味があります。これらの意味を合わせて、sympathes という言葉になりました。

その後、sympatheia (ギリシャ語)、sympathia (ラテン語)、sympathie (14~16世紀のフランス語)、symapthy のように変形ていきました。

ちなみに、syn-がつく言葉は他に、synchronize(同時であること)、synonym(同義語、類義語)などがあります

「シンパシー」の意味とは?

Photo byniekverlaan

「シンパシー」とは、誰かに同情することや共感することを意味します。
この単語は英語圏で使われていた言葉で、日本でも多用されるようになった言葉です。本来の意味とカタカナ語としての意味合いに少し違いがあります。

カタカナ語における「シンパシー」は、同情すると言う意味よりも、共感するという意味合いを強く持っています。共感とは、相手の感情を理解して、自身も同じように感じる気持ちのことです。同情との違いは、ネガティブな感情以外の感情も共有することです。

このため、シンパシーは一般的に肯定的な状況を表す言葉として使われます。

「シンパシー」の使い方・例文

Photo bygeralt

「シンパシー」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    まだ数分しか話していないのに、初対面の人に対してシンパシーを感じました。
  • 例文
    若くして両親を亡くした彼女に、シンパシーを抱きました。

関連する記事

記事ランキング