「エッセンス」の意味とは?意味や使い方を解説!

「エッセンス」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「エッセンス」の意味や使い方について解説していきます。

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エッセンス

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エッセンス」の語源は、ラテン語の「esse」です。esseには、そこにいる、またはそこにあるといった、人や物が存在することを表す意味があります。もともとはキリスト教の神学用語で、神から物事に与えられる存在性という意味から一般化していった経緯があります。

「エッセンス」の意味とは?

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「エッセンス(essence)」には2つの意味があります。

1つ目の意味は本質的なもの
2つ目の意味は精油(せいゆ)」です。

「本質的」とは「ものごとの根本にかかわるさま」という意味の言葉です。
「精油」は「植物から抽出される液体で、その植物の香り成分が凝縮されているもの」のことです。
「精油」は「エッセンシャルオイル」とも呼ばれています。

「エッセンシャル」とは「植物などのエキスを含む」という意味の言葉であり、「エッセンシャルオイル」も「エッセンス」も、どちらも「精油」という意味を持つ言葉です。

「エッセンス」の使い方・例文

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「エッセンス(精油)」は化粧品や香水などのほかにも、食品の香り付けに使われたりもします。(オレンジエッセンスやバニラエッセンスなど)
また、天然の植物に由来するものだけではなく、化学合成されるものもあります。

ちなみに、バラのエッセンス(ローズエッセンス)の抽出に使われているのは天然のバラで、バラの香りは複雑なためローズエッセンスは未だに化学合成することは出来ないそうです。

「エッセンス」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文「本質的という意味」
    話のエッセンスを抜き出してまとめた本がおすすめです。
  • 例文「精油という意味」
    化学的に合成されたものよりも、天然のエッセンスの方が良いとされています。

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