「ハニートラップ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「ハニートラップ」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「ハニートラップ」の意味や使い方について解説していきます。

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ハニートラップ

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「ハニートラップ」とは

古くからある言葉ではありますが、近年も時々芸能人が「ハニートラップに引っかかった」という言葉を使うことがありますよね。
そのため多くの方が一度は見聞きしたことがある言葉ではないかと思います。

言葉のイメージからしても何となく状況が想像できそうですが、具体的には一体どのような意味の言葉なのでしょうか。
今回は「ハニートラップ」の意味や使い方、成り立ちなどを詳しくご紹介いたします。

「ハニートラップ」の意味とは?

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「ハニートラップ」の意味

「ハニートラップ」は「女性スパイが色気で対象の人物を誘惑する手法の諜報活動」を表す言葉です。
簡単に言うと「甘い罠」と言ったところでしょうか。
イメージしやすいキャラクターとしては「ルパン三世」の峰不二子が挙げられます。
現代では一般人も使う言葉になりましたが、本来は政府の機密を握るような人物でなければハニートラップを仕掛けられることはありません。

「ハニートラップ」は英語の「Honey Trap」が語源となっていて、元々はイギリスの小説家「ジョン・ル・カレ」による造語だと言われています。
「ハニー」は蜂蜜という意味ですが、ここで「甘い」と解釈します。
ここに「トラップ(罠)」という言葉を加えて「ハニートラップ」=「甘い罠」となります。

容姿端麗で知的な女性がハニートラップを命じられる場合が多く、色気で男性を誘惑し、機密情報などを得ます。
今も存在しているかは定かではありませんが、冷戦時代のソビエト連邦や中国など、共産圏の国でハニートラップが横行していたと言われています。

「ハニートラップ」と似た言葉に「美人局(つつもたせ)」があります。
こちらはスパイ行為ではなく一般人を対象にした行為で、女性が不倫を持ちかけてそれに応じた男性を、共謀している男性がゆする(恐喝する)というものです。
海外旅行などで突然女性に声をかけられた場合は美人局の可能性が高いと言われていますので気を付けましょう。
 

「ハニートラップ」の使い方・例文

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「ハニートラップ」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • ハニートラップを仕掛ける女スパイが主人公の映画は、見ていて非常に面白い。
  • 美しくて知的な女性がどうしてハニートラップを仕掛けるような立場の仕事に就いたのだろう。

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