「肉を切らせて骨を断つ」の意味とは?意味や使い方を解説!
「肉を切らせて骨を断つ」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「肉を切らせて骨を切る」の意味や使い方、例文について解説していきます。
肉を切らせて骨を断つ
「肉を切らせて骨を断つ」とは、もともとは「剣道」で使われている言葉です。自分より強い相手を打倒するための真髄や極意として知られている言葉です。これが「肉を切らせて骨を断つ」の由来であります。精神統一や相手の動きを読むことが勝敗を左右する武道では、「肉を切らせて骨を断つ」をはじめとする「気合」につながる攻撃手段も必要ということなのです。
「肉を切らせて骨を断つ」の意味とは?
「肉を切らせて骨を断つ」とは、「自分も傷つく覚悟をし、強敵にそれより大きな打撃を加える」という意味のことわざです。
「肉」は「自分の身(肉)」のことで、「骨」は「相手の身(骨)」を指しています。自分より強い相手と戦う時、自分も痛手を負う覚悟を決めて、相手にそれより激しいなダメージを与えるという意味があります。
また、広い意味で考えると「捨て身になって戦う」と解釈することもできるでしょう。
「肉を切らせて骨を断つ」の使い方・例文
「肉を切らせて骨を断つ」の「肉を切る」と「骨を断つ」の順番を変えて「骨を断たせて肉を切る」とするのは、基本的に誤りとなります。言葉の意味合いを考えれば「肉を切る前に骨を断つ」という表現では筋が通らななくなります。
「肉を切らせて骨を断つ」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。
例文
- 例文
どう考えてもそれは無茶な試みでしょう。「肉を切らせて骨を断つ」とは言うが私は反対だ です。 - 例文
「肉を切らせて骨を断つ」とは言いますが、チームを破滅させないよう念入りにプランを立てましょう。