「正味」の意味とは?意味や使い方を解説!

「正味」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「正味」の意味や使い方について解説していきます。

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正味

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「正味」とは

「しょうみ」と読みますが、関西弁を使っている方はどちらかというと「しょーみ」と読むかもしれませんね。
おそらくほとんどの方が一度は使ったことがある言葉だと思いますが、人によって解釈が異なるのが「正味」です。

今回は「正味」の意味や使い方をご紹介いたします。
もしかするとこれまでご自身が使ってきた意味とは違うほうを知ることができるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「正味」の意味とは?

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「正味」の意味

「正味」は「余計なものを除いた本来の中身」「実際の重さ」といった意味の言葉です。
例えば食品の重さなどを表す場合は、箱や袋を取り除いた中身の実際の重さを「正味100g」のように表します。
労働時間に関しても通勤時間や着替え、休憩などを除いた時間についてを「正味8時間労働だった」というように表現します。

ただ関西弁で「正味」というと、上記のような「中身」についてではなく「正直なところ、こう思う」「実際のところ、こういう状況だ」といったような、感情、状態を表すニュアンスで使われることが多いです。
発音も「しょうみ」というよりは「しょーみ」と軽い感じで使われており、日常会話に平素から組み込んで使っています。

したがって「正味」は、関東圏の方よりも関西の方のほうが馴染みがある言葉かもしれません。
とは言え関西のお笑い芸人の方が東京に進出してきていることから、関東でも「正味」=「正直なところ「実際のところ」というような意味として、何となく伝わる状態になっています。

「正味」の使い方・例文

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「正味」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • すごい過剰包装だけと中身は正味10gしかないんだね。
  • 正味なところ、一体どういうことなん?

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