分類

    プラットフォーム | IT用語辞典

    プラットフォーム 【 platform 】

    プラットフォーム  【 platform 】は、オペレーティングシステムやハードウェアなどを表すIT用語。
    つまりは「動作環境」である。

    「platform(プラットフォーム)」を直訳すると「舞台」「高い足場」となる。
    元は駅のプラットフォームやデッキを表す言葉として使われていた。

    その後ビジネス用語として、モノやサービスの利用者と提供者をつなぐ場(舞台)を表すようにもなった。

    パソコンやインターネットが普及し始めてからは、IT用語としても「プラットフォーム(platform)」が使われており、動作環境を確認する上では重要な言葉となっている。

    何が「プラットフォーム」なのか

    プラットフォーム(platform)の定義はコンピューターによって異なるので、一概に限定することはできない。

    ハードウェアをプラットフォームとする場合もあれば、使用しているソフトによってはミドルウェアやライブラリをプラットフォームと認識することもある。

    スマートフォン向けのアプリストアのようなシステムでは、その通信環境自体がプラットフォームの一部となる場合もあるため、非常に様々なプラットフォームがあることがわかる。

    異なるプラットフォームを使う場合

    通常は、プラットフォームはソフトウェアやハードウェアによって決まっているものである。

    しかし異なるプラットフォームでも使えるように調整されたプログラムの場合は、複数のプラットフォームで動作できるものもある。
    これを「クロスプラットフォーム」もしくは「マルチプラットフォーム」と呼ぶ。

    プラットフォームの重要性

    プラットフォームを適切に把握することは、ミッションの遂行に関わるため非常に重要である。

    プラットフォームを確認しないまま作業を進めていくと、ある地点に達した時に不具合が出て、ミッションクリティカル(遂行が必須の要素)に達することができなくなることもある。

    ハイブリッドクラウドのように色々なプラットフォームに対応しているデータでも、場合によっては未対応のプラットフォームもあるため事前に確認しておくこと。

    「プラットフォーム」の関連用語

    • オペレーティングシステム
    • ハードウェア
    • ライブラリ
    • ミドルウェア
    • クロスプラットフォーム
    • マルチプラットフォーム
    • ミッションクリティカル
    • ハイブリッドクラウド

    「プラットフォーム」の例文

    プラットフォームを使った例文は以下の通り。

    例文

    • 各自のプラットフォームを、社内ソフトの仕様に合わせておいてください。
    • 動作するプラットフォームを確認しないままソフトを購入してしまったため、新しいプラットフォームを構築し直さなければならなくなった。
    • 駅のプラットフォームで8時に待っているので、遅れないように来てください。
      (IT用語以外の「プラットフォーム」の使い方)