スクリプト | IT用語辞典

スクリプトとは、台本、脚本、原稿、手書き、筆記体などの意味を持つ英単語に由来する言葉である。

ITの分野では、人間が読み書きしやすい簡易なプログラミング言語で書かれたプログラム（ソースコード）を即座に実行できるようなものをスクリプトと呼ぶ。

スクリプトを記述するための言語を「スクリプト言語」（scripting language）という。

たとえば、スクリプト言語を使用することで、ホームページにさまざまな動きを付け加えたり、ユーザーの操作に合わせた処理を実行したりすることが可能となる。

よく知られているスクリプト言語としては、UNIX系OSのシェルで実行されるシェルスクリプト（shell script）、Webブラウザで実行されるJavaScriptなどがある。

スクリプト言語の特徴として、プログラミングの難易度が比較的低く、プログラムの実行が容易であることが挙げられる。

スクリプト言語は環境構築が簡単なものが多く、インストールするだけで動かせる場合も多い。

また、事前コンパイル（機械語への翻訳）を必要としないインタプリタ言語が中心のスクリプト言語は、開発時に気軽に実行して動作確認をすることが可能である。

その一方で、実行が遅いというデメリットが指摘される場合がある。
これは、スクリプト言語では一行ずつコンパイルする場合が多いためである。

• コンパイラ言語  (compiler language)
• スクリプト言語  (script language、軽量言語) 
• インタプリタ言語  (interpretive language) 
• プログラミング言語(programming language) 
• インタプリタ  (interpreter) 
• ソースコード  (source code) 
• シェルスクリプト（shell script）
• Javaアプリケーション  (Java application)
• Ruby  (ルビー) 
• TLC  (MLC-3) 
• 抽象クラス  (abstractクラス) 
• コンストラクタ  (構築子) 
• シンタックス  (syntax) 
• Python
• コールバック関数  (callback function)

「スクリプト」を使った例文を以下に記す。